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川崎汽船、神鋼向け9万トン環境対応バルク船完成

2021年11月19日 (金)

荷主川崎汽船は18日、今治造船グループの多度津造船(香川県多度津町)で9万重量トン型バルク船「LIN MIARAK」が完成したと発表した。LIN MIARAKは神戸製鋼所と締結した長期連続航海傭船契約に基づき、同社向けの石炭輸送に従事する。

LIN MIARAKはNOx(窒素酸化物)排出規制に適合する環境配慮型の最新鋭の船舶として建造。海運各社は環境対応を進める取り組みとして、排出ガスの削減に注力した仕様の船舶の建造を進めている。

川崎汽船は、今後も国際社会の一員として環境保全対策の推進に努めるとともに、高い輸送品質を提供することで、今後も多様化する輸送ニーズに積極的に対応していく。

■LIN MIARAKの概要
全長:249.99メートル
幅:43.00メートル
深さ:18.70メートル
載貨重量:9万991トン
総トン数:5万7963トン
船籍:パナマ