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商船三井、フィリピン人船員家族会で幹部が激励

2021年11月19日 (金)

▲陸にいる家族から海上にいる船員へのビデオメッセージ(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は19日、フィリピンの船員配乗グループ会社「マグサイサイMOLマリン」(MMM)がフィリピン人船員とその家族を対象とした家族会を、オンライン上で開催したと発表した。

家族会は、住まいから離れて働く船員とその帰りを待つ家族に対し、日頃の協力と船員業務に対する理解への感謝を示す場として毎年開催している。

イベントでは、MMMの陸上社員による歌唱やダンスの放映、船舶からの写真投稿や家族からのビデオメッセージの放映など、オンラインならではの趣向を凝らした催し物を披露。盛況のうちに終了した。

▲MMMのフィリピン人船員とその家族を労う橋本剛社長(出所:商船三井)

商船三井の幹部も”参加”。橋本剛社長はビデオメッセージで船員の家族に対し、家族のサポートが船員を支えることを強調したうえで、船員に対しては新型コロナウイルス感染が世界的に広がるなかでの従事に深い感謝の意を伝えた。

谷本光央・執行役員安全運航本部長は、フィリピンにおけるパートナーであるマグサイサイ・マリタイム・コーポレーションに対して、船員のために新型コロナウイルスのワクチン手配を感謝。コロナ禍による困難な状況を一致団結して乗り越えようと鼓舞した。

フィリピンの多くのMMMの船員とその家族がこのイベントを視聴し、放映から3日間で1.6万回以上の再生数が記録され、視聴者からは数多くのコメントも寄せられた。メンバーへの激励やイベント開催への感謝など前向きなコメントが目立った。

商船三井グループは、今後もフィリピンをはじめ、主要な船員出身国でのこうした取り組みを通じて、家族と離れて勤務する商船三井の船員の貢献に謝意を伝えながら、引き続き働きがいのある職場環境の整備に努める。