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オリックス不が埼玉に物流施設着工、23年2月完成

2021年11月29日 (月)

拠点・施設オリックス不動産(東京都港区)は26日、マルチテナント型物流施設「鶴ヶ島IIロジスティクスセンター」(埼玉県毛呂山町)の建築工事に着手したと発表した。2023年2月末の完成を目指す。

関越自動車道や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)による首都圏各地へのアクセスに優位性が高く、広域配送に適した立地が特徴だ。マルチテナント仕様の建物には、最大4テナントの入居を想定。1万560平方メートルから1万9140平方メートルまでのプランを選択できる。1階と3階をつなぐスロープを設けており、1階と2階、3階と4階をそれぞれメゾネットで利用できる。1階は両面、3階は片面のトラックバースを設置し、効率的な荷物の積み降ろしを実現する。

最上階には最大230名が利用可能なラウンジやテラス、共用の会議室を設け、テナント従業員に快適な職場環境を提供。環境負担軽減に配慮して太陽光発電設備の実装を予定する。

オリックスグループは、東名阪を中心に43物件の物流施設の投資開発実績がある。今後も、発展を続けるインターネット通販市場などに対応できる最新鋭の物流施設の開発を推進する方針で、進化する顧客のサプライチェーン戦略の実現に貢献していく。

▲周辺広域地図(クリックで拡大、出所:オリックス不動産)

■鶴ヶ島IIロジスティクスセンターの概要
所在地:埼玉県入間郡毛呂山町大字市場
敷地面積:3万4343.13平方メートル
延床面積:6万2702.07平方メートル
構造:RCS造、地上4階建て
交通:関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ(IC)」5.3キロメートル
、「鶴ヶ島IC」5.5キロメートル、首都圏中央連絡自動車道「圏央鶴ヶ島IC」7.0キロメートル、東武鉄道越生線「川角駅」1.7キロメートル