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東大発ベンチャーが料理宅配比較アプリ開発

2021年11月30日 (火)

フード東京大学発のベンチャー企業、DeliSearch(デリサーチ、東京都渋谷区)は11月30日、社名と同名のフードデリバリー比較アプリを公開した。

アプリはフードデリバリーサービスを一括比較することができるもので、11月30日時点ではUberEats(ウーバーイーツ)、出前館など5サービスの情報を集約。サービスごとに異なる配送料や配送時間を自動で比較し、最安値や最速配達の店舗を提案する。また、すべてのデリバリー対象店舗を一括で表示しているため、このアプリ内のみで網羅的に好みの店舗を探すことができる。

(出所:DeliSearch)

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に中食市場は拡大しており、2021年2月のフードデリバリー利用率は32.3%へと拡大。非利用者もその70%が3年以内の利用を検討しているという。

一方、既存のフードデリバリーサービスに利用者は「サービス料金が高い」ことを課題視しているが、同社は「実際には複数のサービスから最も安いサービスを選び、クーポンを使い分けることで、割安な注文は可能」と指摘。ここに事業機会を見出し、サービスごとに異なる商品代金や配送料を自動比較し、最安値で注文できるアプリを開発した。

今後は現在の配送料と手数料の比較、クーポンやキャンペーンの自動比較機能の導入を計画。フードデリバリーに特化した店舗評価制度の導入も見据える。