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商船三井、モーリシャス事故受け自然回復基金設立

2021年12月2日 (木)

(イメージ)

環境・CSR商船三井は1日、チャーターしていたばら積み貨物船から流出した燃料油により影響を受けたモーリシャスの自然環境回復・保全と地域社会支援の一環として、認定特定公益信託「公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」を設立し、助成先の募集を開始したと発表した。

基金は、モーリシャスにおける自然保護活動・同国内の地域社会に貢献する活動に対する支援を行うことによる、持続可能な経済発展や文化促進を目的とする。モーリシャスのマングローブ林やサンゴ礁など豊かな自然や生態系の回復・保全、固有種を含む野鳥や渡り鳥の保護・研究活動のほか、モーリシャスの経済の基盤となる水産業や観光業、文化活動の発展を支えていく考えだ。

商船三井は基金に5億円の拠出を予定しており、ことし6月にモーリシャスにて設立した基金「MOLチャリタブルトラスト」とあわせて、総額8億円規模の支援を実施する。

比較的長期かつ大規模な案件は基金から支援し、よりモーリシャスの地元に寄り添ったきめ細やかな支援活動はMOLチャリタブルトラストからサポートをしながら、2つの基金を組み合わせた柔軟で多様性に満ちた支援活動に対応していく。