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オカムラ、店舗陳列作業性を高めたスライド棚発売

2021年12月2日 (木)

(出所:オカムラ)

サービス・商品オカムラは1日、店舗での商品陳列作業の負担を軽減する操作性と簡単組み立てを実現したスライド棚「SUG(エスユージー)スライドレール棚」を発売したと発表した。12月2日からの2日間、大阪市のインテックス大阪で開催される「フードストアソリューションズフェア2021」にブース出展する。

スーパーマーケットやドラッグストアにおいて、販売機会を逃さないタイムリーな商品補充や、季節・イベント・新商品の発売に合わせた商品の入れ替えなどの商品陳列作業は重要な業務だ。商品補充や陳列は店内作業の中でも時間がかかり、体力的負担が大きいことが課題だった。

店舗用商品陳列棚の開発・販売に60年以上の歴史を持つオカムラは、1993年にスライド機能付き陳列棚を発売。スライドレール棚は、棚板を引き出しのように手前に出せる機構により陳列作業にかかる時間を大幅に削減し、短時間で商品補充や入れ替えが可能だ。

SUGスライドレール棚は、広いスライドロックエリアを有し軽い操作性と簡単組み立てを実現。棚裏側の手前側のどの位置からもスライドのロックを解除でき、ロックを解除するためのストッパーを探す必要がないのが特徴。スライドレールの採用により安定感のある操作性を実現し、軽い力でスムーズに棚板を引き出すことを可能とした。工具を使わないボルトレス構造により、組み立て時間を20%短縮。パーツや構造の見直しで20%の軽量化を実現し、棚の位置変更を比較的容易に行うことができる。

さらに、棚板の厚みを従来品の39ミリメートルから28ミリメートルに薄くすることで商品陳列への影響を少なくした。棚板奥行きの5分の4までスライドして棚を引き出せるため、奥の商品まで手が届き、陳列作業を効率的に行うことが可能だ。