調査・データアイデムが8日発表したパート・アルバイト募集時平均時給の11月分集計結果によると、「製造関連・ドライバー職」は関東1都3県が前年同月実績より19円高い1104円、関西3府県も同22円高い1048円となった。
この分類のうち、関東1都3県で最も高い「倉庫作業」が1117円、次いで「配送・配達・ドライバー」1108円▽「食品製造作業」1104円▽「食品製造を除く製造作業」1068円▽「検品」1034円▽「梱包」1033円――と続いた。
関西3府県では、食品製造作業」1091円▽「倉庫作業」1059円▽「配送・配達・ドライバー」1057円▽「食品製造を除く製造作業」1013円▽「梱包」1007円▽「検品」1007円――となった。
人手不足に悩む物流業界では、パート・アルバイト人材の時給設定に頭を抱える。時給を一定程度高く設定しないと人材が集まらない一方で、人件費をなるべく抑えたいとの相対する思惑が交錯し、難しい対応を迫られているのが実情だ。