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上組、需要拡大受け大阪南港の倉庫建て替え

2021年12月14日 (火)

拠点・施設上組は14日、大阪南港地区の同社保有拠点「南港R倉庫」を建て替えると発表した。

大阪府下で同社は南港、泉大津、りんくうの3地区に定温倉庫を稼働させているが、特に南港で食品・穀物などの取り扱いが著しく増加し、今後も拡大が見込まれることから、2024年2月の稼働再開を目指して建て替えることにした。

南港R倉庫は大阪港の中核に位置し、主要コンテナターミナルや阪神高速道路湾岸線のインターチェンジに近接するなど、利便性が高い立地。建て替えによって倉庫能力を高め、3地区に分散保管する貨物オペレーションの合理化を図る狙いもある。

建替後は倉庫屋上一面に太陽光パネルを敷設する計画で、施設内の使用電力の一部を賄う。

■南港R倉庫の概要
名称:南港R倉庫(仮称)
所在地:大阪市住之江区南港北2-12
敷地面積:1万2000平方メートル
延床面積:2万5618.83平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造、5階建て
主要装備:定温空調設備(5‐15度、1万6446平方メートル)、LED照明、屋上太陽光自家発電パネル、垂直搬送機3基、貨物用エレベーター1基
着工:2022年1月
完成:2024年2月