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首都高速、積雪・凍結時の計画的な通行止め実施へ

2021年12月16日 (木)

(イメージ)

国内首都高速道路(東京都千代田区)は15日、冬季の積雪・凍結対策の取り組み強化について発表した。として、大雪が予測される場合に車両滞留を回避するため、計画的・予防的通行止めを実施する可能性がある。

2018年1月22日からの積雪・凍結により発生した長時間の車両滞留や通行止めの長期化について、発生要因の検証とともに今後の対応策を検討。また前回の冬シーズンにおける大規模車両滞留を踏まえて、冬期道路交通確保対策検討委員会がまとめた「大雪時の道路交通確保対策中間とりまとめ」では、従来の「道路ネットワーク機能への影響の最小化」から、「人命を最優先とした、幹線道路上での大規模な車両滞留の徹底的な回避」に基本的な考え方を転換することとしている。

首都高速道路はこうした動きを踏まえて、大雪が予測される場合には、車両滞留を回避するため、計画的・予防的通行止めを実施する可能性も視野に入れた対応を講じることとした。さらに、降雪前から出控えや経路変更などの広報を含めて適切に情報提供を行うとともに、現場状況を正確に把握できる体制や滞留車両が発生した場合の支援体制を強化する。

首都高速道路ウェブサイトや首都高専用の道路交通情報アプリ「mew-ti」、公式TwitterやLINEで交通規制情報を提供。大雪が予測される場合には、気象情報に基づき、出控え広報や通行止め予定情報、通行止め実施情報などを適宜発信する。