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国交省、福井の運輸会社の保安基準緩和取り消し

2021年12月21日 (火)

行政・団体国土交通省中部運輸局は20日、大橋運輸(福井市)を保安基準緩和認定を取り消す処分とした。同日付。

大橋運輸は、岐阜県海津市内でトラクターが酒気帯び運転で事故を起こした。中部運輸局は、保安基準緩和の認定を行うにあたり付された条件や制限事項に違反したとして、今回の行政処分に踏み切った。

保安基準緩和の認定にあたっては、車両運行時に道路交通法と道路法を厳守することが明記されている。

国内では、自動車は車両制限令や道路運送車両法の保安基準により、全長や全幅、軸重や接地圧など、車両の寸法や各種数値が一定範囲を超えてはいけないと規定されている。しかし、基準緩和申請書などの書類による審査により車両登録や車検を受けることができ、これらに合格した車両が保安基準緩和車両と認定される。