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日通、旧本社をミネベアミツミに732億円で譲渡へ

2021年12月21日 (火)

(出所:日本通運)

財務・人事日本通運は21日、東京都港区の旧本社をミネベアミツミへ売却すると発表した。旧本社の土地・建屋を732億円で譲渡する。12月24日に売買契約を締結し、2022年4月15日に引き渡す予定だ。

日本通運がこのたび売却を決めた旧本社は、敷地面積5518.54平方メートル、延床面積5万3078.82平方メートル。

日本通運は、中期経営計画で掲げた「非連続な成長戦略」の実現に向けて、キャッシュの創出とバランスシートのスリム化を図る方針を示しており、今回の旧本社売却もこうした取り組みの一環だ。日本通運は、旧本社売却で得た資金を有効活用し、企業価値のさらなる向上に努めるとしている。

日本通運は22年1月4日のホールディングス制移行に伴い、NIPPON EXPRESSホールディングスの22年12月期連結決算で、旧本社売却に伴う固定資産売却益530億円を特別利益に計上する予定だ。