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第一工業製薬、リチウムイオン二次電池の試作・評価受託で提携

2010年9月29日 (水)

産業・一般第一工業製薬は29日、子会社のエレクセルが稲畑産業とリチウムイオン二次電池の試作、評価業務の受託に関する業務提携を行う、と発表した。

 

エレクセルはリチウム電池に関する研究開発を長年行っており、知見が豊富さに強みを持つ。稲畑産業は電子機能材料などに強い商社で、リチウム電池分野では広い商権・商流・ノウハウを保有している。今回の業務提携は、両社のそれぞれの強みを生かし、リチウムイオン二次電池の試作、評価業務の受託拡大を狙うもの。

 

具体的には、エレクセルは稲畑産業を受託業務に関する独占代理店として指名するとともに、両社で新規取引先を開拓する。また、稲畑産業はエレクセルが新たに発行する株式を引き受け、エレクセルに資本参加する。これにより、稲畑産業の持ち株比率を20%とする。