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内航船舶輸送9月、総輸送量は前年比8.3%増加

2021年12月23日 (木)

(イメージ)

調査・データ国土交通省が22日発表した内航船舶輸送統計によると、ことし9月の総輸送量は前年同月比8.3%増の2590万8000トンだった。トンキロベースでも同7.5%増加した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復傾向を示唆している。

貨物船全体では同7.3%増の1616万4000トン(トンキロベース同6.6%増)だった。内訳は、大型鋼船が同3.3%増の979万トン(トンキロベース同1.0%増)、小型鋼船が同14.0%増の637万5000トン(トンキロベース同19.9%増)。

コンテナ・シャシー別では、コンテナが同12.9%増の160万6000トン(トンキロベース同13.0%増)、シャシーが同21.9%減の77万4000トン(トンキロベース同21.1%減)だった。

油送船は同12.4%増の823万9000トン(トンキロベース同10.1%増)、プッシャーバージ・台船は同2.1%減の150万5000トン(トンキロベース同5.0%減)だった。

輸送品目では、鉄鋼が同23.7%増、重油が同22.4%増、石灰石が同22.2%増。燃料消費量は同5.2%増の1億9144万2000リットル、航海距離は同9.7%増の1114万2000キロメートルだった。