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5月の内航船舶輸送量は前年比20%増、国交省

2021年8月30日 (月)

ロジスティクス国土交通省が30日発表した、内航船舶輸送統計によると、ことし5月の総輸送量は前年同月比20.0%増の2637万6000トンだった。トンキロベースでも同14.0%増加した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復が顕著であることが、数字からも読み取れる。

大型鋼船は同23.2%増の1684万7000トン(トンキロベース同13.3%増)、小型鋼船は同13.5%増の795万2000トン(トンキロベース同15.3%増)、貨物船は同18.8%増の1593万1000トン(トンキロベース同18.0%増)だった。油送船は同22.0%増の886万8000トン(トンキロベース同7.1%増)、プッシャーバージ・台船は同20.7%増の157万7000トン(トンキロベース同25.0%増)だった。

燃料消費量は同10.9%増の1億9201万9000リットル、航海距離は同11.6%増の1131万1000キロメートルだった。輸送品目では、石灰石が同22.2%増の317万1000トン、鉄鋼が同33.9%増の302万5000トン、揮発油が同31.6%増の278万2000トンだった。