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NEDO、燃料電池車普及へドイツの研究開発団体と連携

2010年5月17日 (月)

国際新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月14日、燃料電池・水素技術開発の促進・早期普及を目的として、ドイツの燃料電池・水素ナショナルプロジェクトの研究開発をマネジメントする水素・燃料電池機構(NOW)との間で、情報交換に係る覚書(MOU)を締結すると発表した。

 

両国の燃料電池自動車や水素インフラストラクチャに関連する技術開発・実証研究の成果や事業化シナリオなどの情報交換を通じ、技術開発の効率的推進・国際普及の促進を図る狙い。

 

NEDOでは、燃料電池推進協議会が示している「FCVと水素ステーションの普及に向けた事業化シナリオ(2015年普及開始、2025年本格普及)」に沿って、2015年に向けて、FCV・水素供給ステーションの技術開発を加速する方針。

 

ドイツでは、NOWのマネジメントにより、FCVと水素インフラの実証研究が展開されており、「水素インフラ整備のためのコンソーシアム」も設立されるなど、事業化に向けた動きが活発化している。

 

ドイツのこうした活発な動きを受けて、FCV、水素インフラの技術開発を効率的に推進するとともに、国際的な早期普及を図るため、NOWと連携を図ることが得策と判断した。