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関東地方で大雪

翌朝の凍結、物流各社がドライバーへ注意喚起

2022年1月6日 (木)

(イメージ)

環境・CSR6日、大雪に見舞われた関東地方では、雪がやむとされる翌朝にかけても氷点下の厳しい冷え込みになるところも多いため、路面凍結の恐れがある。2年ぶりとなる関東地方の大雪に、多くのドライバーをかかえる物流会社では、各事業所の運行管理者に路面凍結防止への注意喚起の徹底を求めるなどして、対策を行った。

都内の総合物流会社大手では、6日夕方、翌7日も大雪による交通への影響が心配されるとして「帰庫点呼時や出庫点呼時の対面点呼では(路面凍結についての)『確実な注意喚起』を行うようお願いします」とする文書を通知した。

具体的には、橋の上は地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくい▽横断歩道は、多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではなく、特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすい▽アンダーパスやトンネルの出入口、建物への出入口▽坂道走行(上り、下り)――で特に注意・警戒が必要だと訴えている。

文書は最後に「久しぶりの大雪ですが、これらの場所は、特に気を付け『急発信、急加速、急ハンドル、 急ブレーキ』をできるだけ避けた運転を行い、車線変更等も早めに行う。また、スタッドレスタイヤと過信せず、譲り合いの精神を持っての運転をお願いします」と締めくくられている。

国土交通省なども「最新の気象情報や道路状況を確認し、冬用タイヤまたはチェーンを装着し、十分な時間的余裕を持って行動いただくようお願いします」と注意を呼びかけている。