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シムトップスとスキャンディット、帳票電子化連携

2022年1月17日 (月)

サービス・商品スキャンディット(東京都渋谷区)はこのほど、帳票の電子化で現場業務の効率化を支援するため、シムトップス(東京都品川区)とソリューションの連携を開始する、と発表した。これによりシムトップスは、スマートフォンやタブレット端末で帳票を管理する「ConMas i-Reporter」(コンマスアイレポーター)に、スキャンディットのバーコードスキャン技術を連携させた新機能「i-Repo Scan」(アイレポスキャン)の提供を開始する。

アイレポスキャンは、複数バーコードの一括読み取りや、連続読み取り、製品に直接印字されたバーコードの読み取りなどに対応し、専用バーコードリーダーと比べて「読み取り速度を3倍高速化」、「バーコード使用の在庫管理を40%高速化」する効果が見込めるほか、読み取り専用端末が必要なくなるため、導入コストも5分の1に削減できるという。

▲複数バーコードを高精度で一括読み取りできる(出所:スキャンディット)

自動車部品製造を手掛ける旭鉄工(愛知県碧南市)では、かねてからシムトップスの帳票電子化を活用していたが、今回のシムトップスとスキャンディットの連携で生まれた新機能を先行して導入。補給品在庫管理と測定具在庫管理をアナログからデジタルに全面移管していくことを目標に検証を実施しており、「まだ他社が行っていない先進的な手法で、これらのデータをデジタル化し、管理・活用していく」としている。