ネフロックとシムトップス提携、帳票電子化推進

M&AAI（人工知能）ソリューション提供を行うネフロック（東京都大田区）と、現場帳票電子化ソリューション「i-Reporter」（アイレポーター）を開発するシムトップス（品川区）は、1月30日付で戦略的業務提携を締結したと発表した。

ネフロックが提供する高精度OCR「EdgeOCR」を、シムトップスが提供する現場帳票電子化ソリューション、アイレポーター上に実装することで、高精度な最先端AIモデルのAI-OCR機能を全てノーコードで使用できるようになる。

また同機能では、全てのOCR処理をiPadやiPhone端末上で完結させられる上、読み取り速度は0.1秒と極めて短時間なので現場での入力業務の効率化や、桁落ち・誤読防止などヒューマンエラーの削減に寄与する。

アイレポーターでは、既存の紙帳票がそのままデジタル化でき、電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正が可能。紙やエクセルの帳票をそのままのレイアウトでタブレットに取り込むことでペーパーレスを実現させるだけでなく、⼊⼒データをAI連携させることで、分析や解析結果をエビデンス化することも可能だ。

OCRは印刷文字や画像のテキストを認識し文字データに変換する技術で、EdgeOCRでは、英数字、⽇本語、バーコード、QRコードの読み取りが可能で、⼿書きや多様なフォントにも対応。目視・手入力で行っていた業務の効率化やヒューマンエラーの削減、現場業務のDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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