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STANDAGEなど、ナイジェリアで中古車部品を輸出

2022年1月27日 (木)

国際アフリカ貿易の決済システムを手がけるSTANDAGE(スタンデージ、東京都港区)は、SBI Africa(SBIアフリカ、東京都港区)と業務提携を結んだと発表した。西アフリカのナイジェリア向けの中古自動車部品の輸出・販売を共同で開始した。

(出所:STANDAGE)

2億人を超えるアフリカ最大級の人口を有するナイジェリアでは、日本の中古車が人気を集める。当地では国内全土に膨大な数の廃車が破棄され、不法投棄を含めた社会問題となっているほか、自動車をリサイクルするための部品や技術が不足しており、再利用率も低いのが実情だ。

ナイジェリアに現地法人を置くスタンデージは、主にアフリカ諸国など新興国向けに中古車を輸出するSBIアフリカとの業務提携の締結を契機として、共同で現地の販路を開拓するとともに、需要がひっ迫している中古自動車部品を輸出するビジネスを展開することで、ナイジェリアにおける中古車の再利用率を高め、資源の循環を促進する。

両社は今後、ナイジェリア以外の西アフリカ諸国へも中古自動車部品の輸出を展開するとともに、アフリカをはじめ途上国における自動車の再利用を共同で促進し、循環型社会の形成に貢献していく。