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丸和運輸機関3Q、増収も前年コロナ禍反動で減益

2022年1月31日 (月)

(イメージ)

財務・人事丸和運輸機関が31日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比15.8%増の971億700万円、営業利益が2.4%減の67億7800万円、経常利益が0.5%増の71億2000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.3%増の50億9500万円だった。

主力の物流事業の売上高は前年同期比15.9%増の963億9400万円、営業利益は2.5%減の65億5900万円で増収減益だった。

日用雑貨を中心とするEC(電子商取引)・常温物流は、「ECラストワンマイル当日お届けサービス」の拡大に加えて新規取引先に対する物流サービスの提供が業績に大きく寄与した。

食品物流は、取引先である食品スーパーマーケットや生活協同組合などにおける取扱物量が堅調に推移したものの、前年の新型コロナウイルス感染症下の巣ごもり需要の反動が影響。医薬・医療物流は、主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、医薬品や化粧品をはじめとする主力商品の回復基調による物量の増加が業績に寄与した。

2022年3月期の通期業績については、21年11月1日に公表した前回予想数値を据え置き、売上高1295億円、営業利益88億9000万円、経常利益93億8500万円、親会社株主に帰属する当期純利益62億5000万円とした。