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山陰合同銀行、中小企業の在庫適正化支援を強化

2010年9月29日 (水)

話題山陰合同銀行はこのほど、リマーケット・エージェンシーとの間で、ビジネスマッチングに関連した基本契約書を締結したと発表した。中小企業が抱える過剰在庫を同社が運営する流通市場を通じて適正化することにより、資金繰りの安定化を図る狙い。

 

リマーケット社は動産評価鑑定、動産担保融資に関する動産の評価、管理、処分などの分野で、金融機関や事業者のビジネスサポートを行っているNPO法人日本動産鑑定の関連会社で、ことし3月に設立。在庫の新たな流通市場として創設した「ReMarket」市場の運営事業、損害保険代理店事業、流通・処分価格データベース化事業を行っている。

 

山陰合同銀行は、「中小企業にとって過剰在庫を円滑に流通させる手段や場を見つけにくい」として、専門家(動産評価鑑定士)による在庫に対する”目利き”や評価、同社が流通市場を通じてネットワーク化している買取業者などを活用することで、在庫の流通が適正・円滑に行える、としている。