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GLP、環境評価得て総額1134億円調達

2022年2月9日 (水)

認証・表彰日本GLPは8日、運用するファンド「GLPジャパン・インカム・パートナーズI」(JIPI)がライトイヤー特定目的会社を通じ、総額1134億円のグリーンローン(環境融資)の調達によるリファイナンス(借り換え)を行ったと発表した。このグリーンローンは、日本格付研究所(JCR)から最高評価「Green1」が付与された。

▲GLP柏

同社によると、このグリーンローンによる調達資金は、日本政策投資銀行(DBJ)のグリーンビルディングの認証で4つ星以上を取得している5つの物流施設「GLP川崎」「GLP大阪II」「GLP柏」「GLP市川」「GLP若洲」の取得資金のリファイナンスに全額充当されたという。

評価の理由として「同社がJIPIのアセットマネージャーとして、環境に関する明確な目標のもと、環境問題へ取り組む社内体制の適切な構築、専門的な知見を有する部署が資金使途の対象となるプロジェクトの選定およびプロセスにも関与する仕組みを確保しているという点などが評価された」と発表している。

同社の帖佐義之社長は、「環境に配慮した施設を提供し、企業と地域の持続可能な発展の一助となれるように尽力してきた。こうした取り組みの中、このたび、リファイナンスがJCR様のグリーンローン評価での最上位ランクであるGreen1を獲得しましたことを、大変光栄に思う。引き続き、我々のESG(環境・社会・企業統治)ポリシーを順守し、持続可能な社会の実現に向けてまい進していく」とコメントした。