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西武HD、再配達削減など狙い駅配サービス実証

2022年2月21日 (月)

▲BOPISTAのサービスイメージ(出所:西武HD)

サービス・商品西武ホールディングス(HD)は18日、LINE(ライン)で購入した商品を駅で即日受け取ることができるサービス「BOPISTA」(ボピスタ)について、所沢駅周辺で実証実験を始めた。物流業者には再配達削減による負担軽減や、集約配送による二酸化炭素の削減が期待できる仕組みとして、駅をハブ機能に位置付けた地域密着型サービスの展開を目指す。期間は3月末まで。

実証実験は、スマートコインロッカーを手がけるSPACER(スペースアール、東京都中央区)、セントラルオペレーション(埼玉県所沢市)などとの協業で行う。駅チカや地元沿線にある店舗で販売している弁当や総菜、スイーツをはじめ、コストコ入間倉庫店(埼玉県入間市)の人気惣菜や食肉、日用品などを取り扱う。利用者は、所沢駅と駅商業施設グランエミオ所沢にある専用ロッカー4か所で受け取ることができる。最短の受取り時間は手配完了から3時間後という。

新型コロナウイルス禍を踏まえ、時差出勤している会社員が営業時間を気にせず買い物ができるほか、レジで並ぶ必要がないメリットも強調している。

▲駅を物流やサービスのハブ機能に位置付ける(出所:西武HD)

商品代金とは別に受け取りサービス利用料(100円~600円)が必要。