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▲グランエミオ所沢1階東口中央エレベーター前に設置されたスマートロッカー（出所：SPACER）
国内SPACER（スペーサー、東京都中央区）は24日、西武新宿線所沢駅構内と駅商業施設のグランエミオ所沢に、同社が提供するスマートロッカーを設置したと発表した。
西武ホールディングスが主体となって実施する実証実験に参画するもので、所沢駅周辺の4か所に設置した常温、冷蔵のスマートロッカーを利用することで、駅チカや沿線商店などの商品を即日非対面で受け取ることが可能になる。
西武ホールディングスでは、メッセージアプリの「LINE」（ライン）で注文した処方薬や商品をスマートロッカーで気軽に受け取ることができる駅配サービス「BOPISTA」（ボピスタ）の実証実験に取り組んでいる。
スペーサーは、2月18日に所沢駅でボピスタの提供が開始されたのにあわせ、スマートロッカーを新設したが、今回の実証実験に向け、より幅広い商品を受け取ることができるようにするため、屋外でも温度管理が可能な冷蔵ロッカーを開発。従来の処方薬や要冷蔵製品などの品質管理上の課題も解決したという。
（出所：SPACER）
併せて、ボピスタサービスでは冷蔵の生鮮食品やスイーツなど、取り扱う商品ラインナップをおよそ70商品に拡充。駅商業施設グランエミオ所沢の弁当惣菜やスイーツに加え、コストコ入間倉庫店の人気商品であるプルコギビーフ、ハイローラー、ケーキといった商品を、最短で当⽇3時間後から好きなタイミングで駅の専用ロッカーで受け取ることができる。
また「トモズの処方薬配達サービス」と提携し、処方薬の即日受け取りサービスを開始。コロナ禍で病院の診察後に薬局に行かずとも、オンライン服薬指導を受けて、その日のうちに最短30分、最長でも3時間以内で所沢駅の冷蔵ロッカーで処方薬を受け取ることができるようにする。
衛生面では、商品を専用ロッカーに格納する都度、除菌スプレーを使いロッカー内や扉を拭き上げる。
