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MeeTruck、ドライバーの拘束時間管理機能を提供

2022年2月22日 (火)

サービス・商品MeeTruck(ミートラック、東京都港区)は22日、物流事業者向け業務支援サービスにおいて、ドライバーの拘束時間を管理する新機能の提供を開始したと発表した。

同社は2020年10月から、トラック運送事業者向けビジネスとして、配車表の作成やスマホアプリでドライバーへ情報を共有できる業務支援サービスを提供。このたび新たに提供する拘束時間管理機能は、各ドライバーの拘束時間を自動で計算して、過労運転防止のために定められたルールに適合しているかどうかを視覚的に分かりやすく表示することで、配車の最適化をサポート。企業のさらなる業務効率化に貢献し、物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する。

▲拘束時間管理機能・一覧画面イメージ(出所:MeeTruck)

貨物自動車運送事業者は、出退勤の時刻が毎日変わり不規則な勤務になりがちなドライバーの過労運転を防止するため、国が定める基準に従ってドライバーの勤務時間や乗務時間を管理する必要がある。ただし「一日の拘束時間」は始業時刻から起算した24時間における拘束時間とされるため、翌日の始業時刻によっては拘束時間を重複してカウントしなければならない場合が生じるなど、日々の忙しい配車業務と合わせて正しく計算することは容易ではない。

同社が提供するドライバーの拘束時間管理機能では、Webアプリ上に各ドライバーの始業時刻、終業時刻、休憩時間等を入力することにより、国が定める基準に適合した仕事の割り振りを視覚的に容易に把握できるのが特徴だ。

ドライバーごとの拘束時間を集計し、グラフで表示することができるほか、あらかじめ設定した月の累計拘束時間を超えるとグラフを赤く表示し警告する。入力画面上では、始業時刻から起算した24時間における拘束時間の制限や終業から次の始業までの休息時間の下限等の基準に抵触をすると、警告を表示する。