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ユナイテッドアローズ、店舗・EC統合物流を導入

2022年3月4日 (金)

ECユナイテッドアローズは、ワールド傘下のファッション・コ・ラボ(東京都渋谷区)が提供する店舗・EC統合型の物流の構築・運営ソリューションサービスを採用し、3月2日に稼働を開始した。

このサービスはファッション・コ・ラボが自社ECモールの運営や顧客の公式ECの構築・運営受託事業を通じて作り上げたもので、EC販売用の在庫を管理する物流拠点と、店舗向けに配送する在庫を管理する物流拠点を一元化し、それぞれの販路で機動的な在庫販売による機会ロスの低減、顧客への配送リードタイムの短縮、店舗受取などのOMOサービスに対応することができる。

(イメージ)

ユナイテッドアローズでは、EC販売用の在庫を管理する物流拠点と店舗販売用の在庫を管理する物流拠点が分かれ、在庫分散による機会ロス、顧客への配送リードタイムの長期化を課題として抱えていたが、ファッション・コ・ラボのEC物流機能を活用し、ユナイテッドアローズの店舗物流と拠点を一元化することで対応する。

ファッション・コ・ラボはこのサービスで拠点とベンダー選定、庫内業務設計、運用管理を支援しながら、店舗販売用在庫とEC販売用在庫を一元化した統合物流を構築。

在庫効率の改善に取り組み、倉庫・荷役・什器・配送それぞれのベンダーを一元化することで、ランニングコストも抑える。店舗とECの相互販売などオンラインとオフラインの統合を意味する「OMO」にも対応した仕組み、フロー構築に対応することも可能で、「小規模からスピーディーに利用可能なシェア型物流も提供可能」だとしている。