グッドマン、茨城で物流施設を今秋にも着工へ

▲完成予想図（出所：グッドマン）

拠点・施設グッドマンは18日、茨城県常総市に物流施設を建設する計画を発表した。8万8000平方メートルの土地を取得し、ことし秋以降に着工する予定だ。首都圏へのアクセスの良さを強みに、営業展開を推進する戦略だ。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う宅配ニーズの高まりで、新たな物流施設を求める荷主企業などの要請に対応した形だ。茨城など東京郊外では、高速道路へのアクセスが良い地域を中心に物流施設の進出が相次いでおり、今回の物件開発もこうした市場環境が背景にある。

首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の「常総インターチェンジ（IC）」や常磐自動車道「谷和原IC」に近く、首都圏をはじめ東北や信越など広域アクセスも良好な立地だ。リテールやEC（電子商取引）、3PLなど幅広い業種の企業に物流スペースを提供できる機能性の高さも特徴で、配送スペースなどとしてニーズに即した活用が可能な仕様とすることで、他の物流施設との差別化を図る。