国内京成バス(千葉県市川市)は8日、千葉交通(千葉県成田市)とアップクオリティ(東京都新宿区)、銚子市漁業協同組合(千葉県銚子市)の3者と協働で、銚子港で水揚げされた金目鯛を高速バスを利用して東京都内へ届ける貨客混載の実証実験を開始した。
実証内容は、銚子港で水揚げされた金目鯛をバス停留所「犬吠埼太陽の里」(銚子市)で高速バスに載せ、東京駅で荷降ろしした後、京成グループのグルメフェアに参加する飲食店へ運ぶ。毎週火曜日と木曜日に1便ずつ運行する。
京成グループは今回の取り組みに関して、「トラック配送から鉄道輸送へ代替することによるCO2排出量削減、千葉県産の海産物の消費拡大による地域活性化に寄与し、SDGsに貢献する」としている。