京成バスの部品管理システムが本稼働

サービス・商品東芝ソリューション販売は6日、同社が納入・構築した京成バス（千葉県市川市）の部品管理システムが本稼働を開始した、と発表した。

本稼働を開始した部品管理システムは、東芝ソリューション販売の物流在庫管理パッケージで構築した、リアルタイムで拠点別の在庫数を把握できるシステム。京成バスの10地域に展開する営業所に併設している整備工場がそれぞれ発注し、保管する車両部品をハンディターミナルを利用したバーコードで管理、車両部品の管理を一元化することで全社の部品適正在庫をコントロールできるようにしたもの。

発注処理の多段階承認機能と、データベース更新情報の記録管理により、発注業務における内部統制の強化につなげた。

具体的にはハンディターミナルを利用して部品をバーコードで管理し、営業所ごとに保有する在庫品別の金額と数量を把握。倉庫間移動、入出庫による数量把握に費やしていた時間を大幅に短縮し、業務コストの削減と適正在庫のコントロールを実現した。

また、仕入実績のある部品の単価や納期確認に関わる業務を効率化したことで発注単価の適正化、仕入先別の取引額の把握、請求内容の帳合など、損益管理を改善した。

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