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日航、4月の国際貨物サーチャージを26〜42円増額

2022年3月10日 (木)

(イメージ)

環境・CSR日本航空は10日、ことし4月の日本発国際貨物燃油サーチャージ額について、国土交通省に改定を申請したと発表した。改定基準となる2月のジェット燃料の平均価格が1バレルあたり106.40米ドルだったことを受け、燃油指標価格を「105.00以上110.00未満」として算出。サーチャージ額(貨物1キロあたり)で米州・欧州など遠距離路線が3月比42円増の90円、アジア遠距離路線が36円増の60円、アジア近距離路線が26円増の50円とした。

不安定な国際情勢などを背景に、原油価格は年明けから高止まりが続いている。今回の引き上げについて、同社広報部は「長引く新型コロナウイルスの影響による厳しい事業環境も考慮した」としている。

同社はサーチャージ額を毎月改定しており、シンガポールで取引されるジェット燃油(ケロシン)価格の前々月の平均値を指標価格とし、それに基づくテーブルで決めている。