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日航、7月の国際貨物燃油サーチャージ最大18円増額

2022年6月27日 (月)

(イメージ)

ロジスティクス日本航空は24日、ことし7月1日から適用する日本発国際貨物燃油サーチャージを国土交通省に申請したと発表した。

改定基準となることし5月のジェット燃料の平均価格が1バレルあたり142.76米ドルだったことを受け、燃油指標価格を「140.00以上145.00未満」として算出。サーチャージ額(貨物1キロあたり)は米州・欧州など遠距離路線が前月比18円増の153円、アジア遠距離路線が12円増の102円、中・韓などアジア近距離路線が10円増の85円となる。

不安定な国際情勢などを背景に、原油価格は高止まりが続いている。ウクライナ情勢の緊迫化を背景とした世界における経済動向の先行き不透明感も、こうした資源価格の高騰に拍車をかけている。

日本航空はサーチャージ額を毎月改定しており、シンガポールで取引されるジェット燃油(ケロシン)価格の前々月の平均値を指標価格とし、それに基づくテーブルで決めている。