新名神の滋賀県内一部区間、片側3車線通行可能に

▲完成区間（クリックで拡大、出所：NEXCO西日本）

国内西日本高速道路（NEXCO西日本）は15日、新名神高速道路の甲賀土山インターチェンジ（IC、滋賀県甲賀市）・大津ジャンクション（JCT・仮称、大津市）間の一部について、3月29日に片側3車線で通行できるようにすると発表した。

現行は片側2車線の同区間で進められている3車線への拡幅工事について、その一部が完成した。拡幅工事の完了した区間は、甲南IC・信楽IC間の下り線4.5キロ▽信楽IC・大津JCT間の上り線5キローーの2区間。それぞれ3月29日の11時と15時より片側3車線で利用できるようになる。

▲運用図（出所：NEXCO西日本）

新名神高速道路の甲賀土山IC・大津JCT間については、2008年2月に開通。現在も片側2車線で供用しているが、多くの区間では片側3車線分の用地が確保されている。片側3車線への拡幅に伴い、トラック輸送など物流面における安全性の向上や効率化がより加速すると期待されている。