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大和ハウス、茨城県阿見町でマルチ物流施設を着工

2022年3月15日 (火)

拠点・施設大和ハウス工業は15日、マルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見III」(茨城県阿見町)の建築工事に着手したと発表した。2023年5月に完成予定で、総投資額は125億円。

▲DPL つくば阿見イメージパースIII(出所:大和ハウス工業)

大和ハウス工業は、茨城県内においてマルチテナント型「DPLつくば阿見I-A」「DPLつくば阿見I-B」(阿見町)やBTS型(入居予定テナントの要望に応じて建築された施設)など合計11棟、総延床面積50万平方メートルの物流施設の開発を手掛けてきた。

今回開発する「DPLつくば阿見III」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「阿見東インターチェンジ(IC)」を経由して東京都心をはじめとする首都圏各地へのアクセス性のよさ、さらには東北地方など広域輸配送拠点としての機能を期待できる立地が特徴だ。40キロの距離にある成田国際空港への移動のしやすさも見逃せないポイントになりそうだ。

機能面では、最大で8テナントが入居できる柔軟な仕様が訴求ポイントだ。1区画の最小賃貸面積を5700平方メートルと設定。小規模の物流拠点を希望する荷主企業などのニーズに対応する。近隣には住宅地もあり、マイカー通勤を想定した駐車場も283台分を確保。良好な就労環境を確保するため、館内従業員の休憩スペースも充実させる予定だ。

DPL つくば阿見IIIの概要

(クリックで拡大、出所:大和ハウス工業)

所在地:茨城県阿見町よしわら2-16-3の一部
敷地面積:5万44平方メートル
建築面積:3万975平方メートル
延床面積:8万4767平方メートル
賃貸面積:7万6886平方メートル
構造:鉄骨造、地上3階建て
交通:首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「阿見東IC」1.2キロ