認証・表彰大和ハウス工業は16日、企業や都市の環境情報に関する調査・開示に取り組む国際的NGO(非政府組織)である英CDPの「サプライヤー・エンゲージメント評価」で、最高評価を獲得したと発表した。同評価に選ばれるのは3年連続。
大和ハウス工業は、グループとして2018年、省エネルギーの徹底や再生可能エネルギーの利用拡大を目指し、温室効果ガス削減目標の設定を企業に促す国際的なイニシアチブ「SBT」の認定を取得。商品や自社活動にとどまらず、サプライチェーン全体での脱炭素化に向けた目標を共有し、主要なサプライヤーとともに環境対策に取り組んでいる。
具体的な施策として、サプライヤーに対して2021年度中に温室効果ガスの排出量削減の目標90%以上の達成を掲げている。毎年、サプライヤー203社にアンケート調査を行い、取り組みや進捗の状況を確認するなど協働している。25年までに目標数値をSBTの水準まで引き上げる方針。