行政・団体愛知県トラック協会は22日、2022年度のトラック安全デー活動について年間実施計画を発表した。21年度に続いて事故防止を図るため、運転スピードの抑制や交差点内での安全確認などに重点を置いた啓発活動を継続。会員事業所に対して、ドライバーによる「あおり運転」の撲滅や交通弱者に配慮した交通ルールの順守などを周知する。
愛知県では2021年に発生した交通死亡事故は20年比37人減の117人、人身事故は694件減の2万4185件となり、3年連続だった死亡者数の全国ワースト1位を抜け出した。会員事業者に起因する死亡事故は8件減の2件だった。
こうした結果を踏まえ、協会は引き続き「ゆとり運転」や高齢者、子ども、自転車に細心の注意を払った運転をするよう会員事業所に要請。重大事故に直結する飲酒運転や交通事故や違反の抑制に向けて、運行や車両の適正な管理、対面による点呼実施などを求めていく。