ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱ロジスN、新型エンジン式フォーク「ERSIS」発売

2022年3月23日 (水)

サービス・商品三菱ロジスネクストは23日、新型エンジン式フォークリフト「ERSIS」(エルシス)を発表するとともに、全国で販売を開始した。

エルシスは、2019年11月に「企業統合の象徴的モデル」として発売したバッテリー式フォークリフト「ALESIS」(アレシス)に続く新型小型エンジン式フォークリフトで、ガソリン・LPG併用式とディーゼル式のエンジンが選択可能。最新の排出ガス基準に適合した環境性能と、低燃費による経済性を両立し、スムーズな走行と加速、トップクラスのマスト上昇速度、パワフルな登坂能力を実現したほか、新たにアップグレードした車両統合管理システム「IPS」の各機能による高い安全性と、広視界設計による良好な前方・後方・上方視界を確保した。

(出所:三菱ロジスネクスト)

エルシスという名前は、エコロジーとエンジンの「E」の頭文字をあしらい、「地球にやさしいエンジン式フォークリフト」であることと、バッテリー式フォークリフト「アレシス」との親和性を表現したという。

同日オンラインで開催された発表会では、三菱ロジスネクストの渡邊博一取締役常務執行役員が「給油すれば24時間稼働できる、環境性能の高いエンジン式フォークリフトを提供することも三菱ロジスネクストの使命」と開発の背景を説明。販売台数では、エンジン式フォークリフトが37.7%、バッテリー式フォークリフトが62.3%と、徐々にバッテリーフォクリフトへの切り替えが進んでいるものの、依然として4割近くエンジン式フォークリフトが選択されている市場の動向を受け、長時間稼働やパワフルさを求める現場のニーズに今後も応えていく方針を示した。今回発表したエルシスでは、年間7000台の販売を見込む。

三菱ロジスN、新型フォーク「統合の象徴的モデル」