
▲出発式の様子(出所:福山通運)
ロジスティクス福山通運と日本貨物鉄道(JR貨物)は23日、東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)・東福山駅(広島県福山市)間を運行するブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」について、運行区間を広島貨物ターミナル駅(広島市南区)まで延伸したと発表した。22日から運行を開始している。
同車両は22両編成で、大型トラック1台分の容量に当たる31フィートコンテナを、1回の往復で88個分輸送できる。今回の延伸によるCO2排出削減量見込みは850トンで、運行区間全体では3万4512トンとしている。
両社はこれまでも鉄道輸送へのモーダルシフトを積極的に行っており、2021年3月には4路線目となる専用貨物列車の運行を開始した。今回の延伸もカーボンニュートラル達成と、トラックドライバーの労務改善を推進することを目的としている。