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BlueMeme、日本郵船のシステム開発内製化を支援

2022年3月28日 (月)

(イメージ)

サービス・商品BlueMeme(ブルーミーム)は25日、日本郵船のシステム開発の内製化を実現したと発表した。ローコード開発基盤「OutSystems」(アウトシステムズ)とアジャイル手法を組み合わせることで、日本郵船における業務効率化や多様化する顧客ニーズへの迅速な対応に必要なアプリケーションの開発につなげた。

ブルーミームは日本郵船の課題に対するソリューションとして、大規模システムの開発にも柔軟に対応できるアウトシステムズを提案。2021年8月に日本においても本格的な導入を開始した。導入にあたっては、既にアウトシステムズを活用していたフィリピンの現地法人からの情報共有に加えてブルーミームの技術支援もあり、デザイン実装の柔軟性や外部システムとの連携への可能性が実証されたことも大きな決定要因となった。

アウトシステムズの導入と技術支援にあたっては、日本郵船の情報システム子会社NYK Business Systems(NYKビジネスシステムズ、東京都中央区)が主体となり、各業務部門からのフィードバックを何度も取り入れて開発を行うアジャイル手法を採用。自動車船業務システムの事例では、ブルーミームがNYKビジネスシステムズに技術支援サービスを提供し、これまで同社にてスクラッチで開発・保守していたシステムの再開発をアウトシステムズが担った。大幅な工数削減とともに現場の事情も反映した迅速なシステム開発を実現した。

日本郵船は、開発の大部分が自動化されるローコード開発基盤の特徴を踏まえ、プログラミング技術のみに特化した人材ではなく、業務プロセスを理解して実用的なアプリケーションを構築できる人材の育成と増員を計画中だ。ブルーミームは日本郵船におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化を今後も継続的に支援していく。