ダイハツ、滋賀・竜王の工場を部品不足で一時停止

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荷主ダイハツ工業は29日、滋賀（竜王）第2工場（滋賀県竜王町）の稼働を4月1日と4日の2日間、停止すると発表した。仕入先からの部品供給が不足しているためで、他の工場は通常通り稼働する。

同工場は「ロッキー」（トヨタ自動車「ライズ」含む）や「タント」（SUBARU「シフォン」含む）、「ムーヴキャンバス」の生産拠点。

完成車メーカーは、部品のサプライチェーンの確保に懸命だ。新型コロナウイルス感染拡大を契機とする輸送の混乱や地政学的リスク、天候や事故などによる物流機能の支障など、サプライチェーンの円滑な運用に影響を与える要素は少なくない。メーカー各社や物流関係者はこうした事態を最小限に抑えるため、先進技術・システムの導入やリスクを早期に把握するサービスを活用するなどの取り組みを進めている。