ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

21年12月の内航船舶輸送、総輸送量は前年比1.6%増

2022年3月31日 (木)

(イメージ)

調査・データ国土交通省が3月30日に発表した内航船舶輸送統計によると、2021年12月の総輸送量は重量ベースで前年同月比1.6%増の2852万2000トン、トンキロベースで4.3%増の144億1800万トンキロだった。

貨物船全体では0.9%増の1719万トン(トンキロベース2.0%増)。内訳は、大型鋼船が0.5%増の1042万3000トン(2.0%増)、小型鋼船が1.3%増の676万7000トン(2.0%増)だった。

貨物船輸送のうちコンテナ・シャシー分は、コンテナが11.9%増の175万3000トン(13.2%増)、シャシーが1.8%減の78万トン(2.2%減)だった。

貨物船以外では、油送船は6.9%増の998万9000トン(9.5%増)、プッシャーバージ・台船は20.0%減の134万2000トン(15.8%減)だった。

輸送品目は、重油が14.4%増(1.1%増)、その他の石油及び石油製品が10.7%増(14.4%増)、石炭が5.2%増(16.2%減)と重量ベースで増加した一方、砂利・砂・石材が10.5%減(3.1%減)、セメントが6.2%減(0.7%増)、石灰石が4.9%減(1.4%減)と落ち込んだ。

燃料消費量は2億314.7万リットルで5.4%増、航海距離は1186万8000キロで2.9%増だった。