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JMU、環境性能高めた新造ばら積み船を引き渡し

2022年4月8日 (金)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は7日、津事業所(津市)で建造していた次世代省エネルギー型ばら積み船「RUBINA」(ルビーナ)を引き渡したと発表した。パナマックスバルクキャリアの次世代船として開発したG-Series 80800 DWT型の発展型「J-Series 82400 DWT型」(J82BC)の第12番船となる。

新造船は従来船と同様の船体を維持しつつ、ばら積み貨物船や油送船に係る構造規定やNOx(窒素酸化物)排出規制などの最新規則に則りながらも、JMU独自の省エネ技術を活かして燃費低減と載貨重量の増加を達成。新騒音規則にも配慮した低風圧居住区を採用し、実海域性能を向上させた。

■「RUBINA」概要
全長:229メートル
幅:32.26メートル
深さ:20.20メートル
喫水:14.55メートル
載貨重量:8万2384トン
総トン数:4万4618トン
主機関:MAN-B&W 6S60ME-C8.5-EGRBPディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25人
船級:NK
船籍:パナマ