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荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU、横浜市西区）は12日、津事業所（津市）で建造していた、F.J. LINES(エフジェイ ラインズ）向け次世代省エネ型バルク船「FJ CAMELIA」（エフジェイ カメリア）を引き渡したと発表した。
FJ CAMELIAは、JMUにて長い歴史を誇るパナマックスバルクの次世代船として開発された「G-Series 80800 DWT型」のさらなる発展形となる「J-Series 82400 DWT型」の第7番船。
JMUの手がけた従来船と同様の船体要目を維持しつつ、窒素酸化物排出規制などの最新規則を織り込んだうえで、独自の省エネ技術を活かして載貨重量の増加と燃費低減を両立しているのが特徴だ。
独自の省エネデバイスの最適化により、大幅な燃費削減を達成したほか、新たな騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上。載貨重量を増加しながら燃費性能を向上させたことで顧客ニーズに応えるとともに、温室効果ガス排出規制であるエネルギー効率設計指標にも対応しており環境負荷低減も配慮している。
（出所：JMU）
■FJ CAMELIAの概要
全長：229.00メートル
幅：32.26メートル
深さ：20.00メートル
喫水：14.55メートル
載貨重量：8万2501トン
総トン数：4万4318トン
航海速力：14.04ノット
定員：28人
船籍：マーシャル諸島
