ロボウェア、パレット搬送特化型AMRを取扱開始

（出所：三菱商事）

サービス・商品三菱商事は、月額制ロボットサービス「Roboware」（ロボウェア）について、Grey Orange（グレイオレンジ、インド）が開発するパレット搬送型ロボット「Ranger IL」（レンジャー・アイエル）の取り扱いを開始した。

レンジャー・アイエルは、庫内のパレット搬送に特化したAMR（自動走行搬送ロボット）。センサーが障害物を検知しながら自律走行し、搬送先の空き状況や他のロボットの動きなどを把握したうえで、最適なルートを判断して搬送する。

搬送ルートは自由に設定でき、後からロボットやパレット設置台を追加できるため、物量波動や計画変更にも対応できるのが強みだ。自律走行型のためフォークリフトとの共同運用が可能で、AMRをパレットの搬送、フォークリフトをパレットの昇降に特化させることができる。

三菱商事はRanger ILの取り扱い開始を契機として、Robowareのサービスを拡充することで、物流現場における課題解決力をさらに高めていく。