ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本梱包運輸倉庫、三菱商事の月額制倉庫ロボ採用

2020年12月9日 (水)

拠点・施設三菱商事は8日、日本梱包運輸倉庫が同社の月額料金制ロボットサービス「Roboware」(ロボウェア)を活用し、グレイオレンジ社製の棚搬送ロボット「Ranger(レンジャー)GTP」9台を鈴鹿センター営業所に導入したと発表した。

「レンジャーGTP」(旧名:バトラー)は、専用棚の下に潜り込んで棚を持ち上げ、ピッキングや梱包作業者の手元まで商品を届けるロボット。日本梱包運輸倉庫では、このロボットを9台、専用棚を200台導入し、二輪用品や部品の出荷作業を効率化する。

▲鈴鹿センターに導入されたレンジャーGTPと専用棚(出所:三菱商事)

同社が利用する三菱商事の「ロボウェア」は、厳選した倉庫ロボットをソフトウェアと保守管理込みの月額料金で提供するもので、ロボット導入前の現状分析から運用開始後のアフターサービスまで三菱商事の専門スタッフが伴走して支援する。

三菱商事は、高額な倉庫ロボットを1台ごと月額料金で提供することで、企業の初期投資にかかる負担を軽減し、小規模導入から始められる環境を提供。将来的な需要変化や事業拡大などにも柔軟に対応できるサービスで、倉庫作業の効率化を支援する。

同社は12月から月額料金をタリフにまとめたほか、2021年1月末までの発注を対象とした特別料金のキャンペーンを展開している。