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大黒ふ頭再整備、自動車船11隻が同時着岸可能に

2022年4月14日 (木)

ロジスティクス横浜港で水深7.5メートル、延長260メートルだった大黒ふ頭P3、P4岸壁と荷さばき地の再整備が完了し、15日から水深12メートル、延長290メートルのP3岸壁として供用が開始される。隣接するT3-T8岸壁と合わせると大型の自動車専用船が5隻同時に着岸可能な、国内最大級の延長1400メートルの連続バースとなる。

これに先立つ4月1日には、横浜港ふ頭が大黒ふ頭C4コンテナターミナルの自動車ターミナルへの転換を完了しており、大黒ふ頭は「東日本最大の自動車取扱拠点」として、完成車が主要輸出品目となっている横浜港の港勢拡大の原動力となることが期待される。

国土交通省と横浜市では、2015年度から自動車専用船の大型化や着岸隻数の増加に対応するため、大黒ふ頭の横浜航路側のP3・P4岸壁の水深を12メートルに深くし、延長を290メートルに延ばす改良工事と荷さばき地の拡張を進めていた。

今回の再整備完了により、大黒ふ頭は大型の自動車専用船が11隻同時着岸可能な大規模自動車取扱拠点として運用されることになる。

▲⾃動⾞ターミナル配置平⾯図(出所:横浜市港湾局)