丸和運輸機関、10月に純粋持株会社体制へ移行

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財務・人事丸和運輸機関は22日、ことし10月1日付で純粋持株会社体制へ移行すると発表した。会社分割により、商号を「AZ-COM（アズコム）丸和ホールディングス」に変更。100％子会社の分割準備会社を新設し、同社が吸収分割する形で物流事業を承継する。

丸和運輸機関は、物流業界において業界再編が進む昨今の流れを受けて、環境変化に対応できる経営体制づくりが急務であると判断。中長期的な視点でグループ戦略を立案できる純粋持株会社制へ移行することにより、持続的な成長を可能にするとともに、事業会社がより明確化された責任と権限において迅速な意思決定を行い、競争力の強化や自律的な成長につなげる狙いがある。

今後はことし6月27日に予定している定時株主総会での吸収分割契約承認を経て、10月1日付での新体制への移行を目指す。