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澁澤倉庫、貨物増加と投資利益計上で通期上方修正

2022年4月28日 (木)

(イメージ)

財務・人事澁澤倉庫は4月28日、2022年12月期の通期連結業績予想を修正すると発表した。ことし2月8日公表の前回予想数値について、売上高を670億円から717億円に、営業利益を40億円から45億円に、経常利益を42億円から69億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を28億円から52億円に、それぞれ上方修正した。

澁澤倉庫はグループにおける物流事業の拡大に向けて文書保管業務の対応力強化や業務拡大を図るため、ことし3月にデータ・キーピング・サービス(東京都千代田区)の株式を追加取得し持分法適用関連会社とした。これに伴い、2022年3月期連結決算において、「負ののれん」相当額として持分法による投資利益19億5000万円を営業外収益として計上する見込みとなったことから、通期業績予想を上方修正した。

倉庫や港湾運送、陸上運送および国際輸送の各事業においても、貨物の取り扱いが計画を上回って順調に推移したことも業績修正の要因だ。