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ロジザードのWMS、検品装置「ロジマッチ」と連携

2022年5月11日 (水)

▲台の上に置いて使う検品装置「ロジマッチ」(出所:ロジザード)

サービス・商品クラウド型在庫管理システムのロジザード(東京都中央区)は10日、自社のクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」が、システム開発のゼアー(東京都港区)が提供する検品装置「ロジマッチ」と連携したと発表した。ロジマッチは作業台などの上に置く装置で、瞬時に複数の商品の検品ができ、在庫管理がさらに効率化できるという。

EC(電子商取引)の需要拡大により個別配送が増え、出荷時の検品数も増えている。WMSでは通常、注文商品と出荷する商品に間違いがないかを、ハンディーターミナルなどを使って1点1点バーコード検品をすることで確認をしているが、5点以上、10点以上などと複数商品の注文を取り扱う企業では、検品作業も負担となっていた。

ロジマッチは、複数商品や複雑なピッキングパターンでも瞬時に検品結果を表示できる装置で、手作業で検品する場合に比べ、作業効率が最大5倍にアップする。独立ユニットのため移動可能で、作業台のほかベルトコンベヤーなどと組み合わせても使える。検品時の画像は保管でき、トレーサビリティにもつなげられる。

ロジザードZEROとの組み合わせでは、ピッキングリストと商品のバーコードを上に向けた状態でロジマッチにセットすると、上部に設置されたカメラで全てのバーコードを一括読み取りする。

▲ロジマッチを使った検品作業の様子