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トレードワルツ、カンボジア首相と面会し意見交換

2022年5月11日 (水)

ロジスティクストレードワルツ(東京都千代田区)は11日、提供する貿易情報プラットフォーム「TradeWaltz」(トレードワルツ)のサービス展開に向け、4月23日に熊本県で開かれたアジア・太平洋水サミットにて、ASEAN議長国カンボジアのフンセン首相らと面会したと発表した。

面会は政府間の協議・会食の合間に、日本の民間企業との意見交換という形で実現。トレードワルツからは取締役CEO室長の染谷悟氏が出席し、ASEAN地域でこれまで進めてきた貿易電子化の取り組み内容や、TradeWaltzのカンボジアにおける展開に向けた情報提供を行い、協力を依頼した。

▲フンセン首相(左テーブル中央)らとの面会の様子(出所:トレードワルツ)

政府はこれまで、カンボジアの国際貿易の整備を支援してきた。唯一の国際港であるシハヌークビル港については、日本政府が1999年からJICA(国際協力機構)を通じて出資するなど、整備を進めている。ことし3月には岸田文雄首相が同国を訪れた際、フンセン首相に重要インフラとして同港の整備支援を行っていく意思を伝えた。

フンセン首相は、ASEANにおける物流ハブとしての機能も期待される、シハヌークビル港周辺の物流機能の高度化を推進する考えで、日本の民間企業に対しても「さらなる協力を望む」とコメントした。