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鈴与グループ2社、6年連続「エコシップ」認定

2022年5月13日 (金)

▲エコシップマーク

認証・表彰鈴与(静岡市清水区)と鈴与カーゴネット(同)は12日、海上貨物輸送においてモーダルシフトを積極的に推進する事業者として、「エコシップマーク」認定事業者に選出されたと発表した。鈴与グループ2社の認定は6年連続。

2社は食用油、小麦粉などを製造する大手食品メーカーの製品輸送において、茨城県神栖市・神戸市間の陸上輸送を輸送ロット調整のうえ、千葉県・大阪府間のフェリー利用による海陸一貫輸送へ切り替えた。これにより、全体の80%に相当する500キロの陸上輸送距離を短縮したことで、CO2排出量削減を達成した。

認定制度は、一般貨物輸送において環境負荷が少ないフェリーやRORO船(貨物を積んだトラックやシャシーごと輸送する船舶)、コンテナ船、自動車船の利用を促進することで、海上貨物輸送へのモーダルシフトの推進を目的として設立。国土交通省や学識経験者などから組織するエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会が認定する。認定事業者にはエコシップマークの使用を許可する。

▲フェリーに乗り込むトラック(出所:鈴与)